1973年 日本にカルビープロ野球カードが初めて誕生したのはこの年。 発売されたカードは、 通し番号№1か 368までの368種類。
1973年という年は、ジャイアンツV9 達成の年。 勝率わずか4厘差で阪神をかわしての優 勝というところか。 パ・リーグは、 前期の覇者 南海、 後期の覇者・阪急で、 プレーオフの末、 南海が 優勝。 シーズン年間勝率はかなりの差で阪急が勝っていたが、 決定戦では南海に敗れた。
日本シリーズでは、 ジャイアンツが南海を下し、 見事V9を達成。
個人タイトルを見ると、セ・リーグでは、 王貞治 (巨) が自身初の三冠王。 投手部門のタイトルで は、防御率は、安田 (ヤ)、 最多勝は、 江夏 (神)、 最多奪三振は、高橋一 (巨)。 なお、 江夏(神) は、ノーヒットノーラン達成 (延長11回)。
一方、パリーグは、首位打者が加藤英 (急) 打点王と本塁打王は長池 (急)、更には、 盗塁王が福 本 (急) と、 阪急勢が独占。 また、 八木沢 (□) が完全試合。 高橋直 (日) 、 ノーヒットノーランを 達成している。
新人王は、セ・リーグが該当者なし。 パ・リーグは、新美(日)。