祖父(昭和天皇と同年代)の所有していた作品でガラスの古い額装だったので、6万円掛かって額装しました。ジャン・ジャンセンは画廊にも置いてある著名な作家です。ジャンセンの作品で、ほとんどが踊り子や道化師です。また、無色な作品が多い中、大胆に単色を施した作品で色は退色なく鮮明です。リビングなどに飾ると映えます。画廊では25万円ぐらいです。また、この作品は展覧会のポスターにもなった作家の代表作です。少々高価に設定していますが、新しい額装費が6万円したのでご了承ください。
【作家】ジャン・ジャンセン
【作品名】道化師役者
【作成年】1977年
【目録番号】381
【技法】リトグラフ
【画寸】53㎝×70㎝
【額寸】70㎝×90㎝
※多少の誤差はご容赦ください。
【サイン】シートに本人の直筆サイン入り
【状態】最良好
【作品】真作保証
【エディション】***/120
【送料】送料無料です(貴重品なのできちんと梱包します)
【付属】専用箱と目録のコピーを同梱します。
ジャン・ジャンセンは、「影がなければ、輝きも美しさも何もない」や「物事はあるがままで美しく、人生は短いけれど素晴らしい。滅びることがないものなどない」と発言しています。これは四季の移ろいや諸行無常に通じる滅びへの愁いの美学で、特に日本人には理解しやすいと思います。「生と死」「喧騒と静寂」「光と影」「繁栄と衰退」と対である負の方の美を淡い色調の地塗りの画面に線描写を強調して描く道化師や踊り子などの人物像に反映させています。この作品も、赤い背景色の前に顎に手を当て、どこかをぼーと見ているピエロ役者です。下部の多配色のスカーフがアクセントになっています。ジャンセン特有の繊細で流れるような線描で人間への讃歌を表現した作品です。