「オフェリー・ガイヤール(OPHELIE GAILLARD)」女史のバッハ。発売当時は1巻2巻それぞれ分売でしたが、これは美しいスリーブに2巻入れた全曲版です。「天翔ける抒情と幻想! 伸縮するリズム、変幻自在の音色とダイナミズム、そして大胆なテンポ設定」という演奏で、さらに楽器の選択も研究されており6番にチェロ・ピッコロやバロック・チェロなど拘りも。センスの良い装丁にも惹かれる。どこまでも丁寧に作られていて感心するばかり。日本語解説もうれしい。美貌のガイヤール以上に録音の良さに驚く。近接の録音だが残響の入れ方が絶妙です。一部YouTube(森の中で奏でる動画)でも聞けます。