加賀八幡起上り人形 張り子 中島めんや 金沢 石川
七転び八起きの意味を持つ縁起物「加賀八幡起上り」、
金沢に古くから伝わる伝統工芸品です。
子供たちの育成と多幸を祈ったことに由来し、松竹梅を描いた愛らしい姿が特徴で、縁起物として有名です。
30年ほど前に、金沢で購入したものです。現在販売されている人形とは、多少、デザインが異なるように思います。
【サイズ】
●人形(一番大きいところのサイズ)(幅)約9.5cm×(奥行)約9.5cm×(高さ)約11cm
●座布団 (縦)約10cm×(横)約12cm
【特徴】
昔、加賀に一国一社の八幡宮が鎮座していたころ、その社前に住む有徳な翁が八幡さん(祭神応神天皇)のお生まれの時、真紅の錦で包んだという産着姿になぞられて、子ども達のために、この「加賀八幡起上り」を作り与えて育成と多幸とを祈ったことに起こるといわれています。
型に和紙を張り、胡粉、朱を塗り、松竹梅を描いた愛らしい姿が特長です。
昭和30年度、年賀記念切手図案に選定されています。