日刀保たたら/玉鋼(たまはがね)/日本刀原料/89グラム/ケース付き
9,880円 合人民币: 488.19
新品、未使用
送料込み(出品者負担)
4~7日で発送
ゆうゆうメルカリ便
未定
1件
sici(紹介文お読み頂けると幸いです) 看看卖家其他拍品
好评 462 差评 1
キラキラクッションクリアケース(蓋あり)付き。
桜が咲く頃までにご購入いただいた場合のみさらに画像の桐の台座を無料で同梱・付属して発送致します。
日本の鋼づくりは主に島根県の近辺で発達し日本古来の製鋼技術は踏鞴(たたら)製鉄と呼ばれます。
すこしややこしいのですが玉鋼づくりの「たたら吹き」は、踏鞴(たたら)製鉄とは異なり直接製鋼法と呼ばれ炭素の扱い方に違いがある唯一の製鋼法です。島根県奥出雲町で、「たたら吹き」を継承する日刀保(にっとうほ)たたらで製鋼された玉鋼がこの商品です。
たたら(蹈鞴)とは元来は、ふいご(風を送る道具)の意味です。
「たたら吹き」は明治時代に近代洋式製鉄技術による影響から衰退しながらも軍刀需要により第2次世界大戦中に靖国たたらとして復活し終戦とともに操業が途絶えました。刀鍛冶(刀匠)からの強い要望を受けて1977年に「日刀保たたら」として復元されました。湿度の都合などから例年1月中旬から2月初旬にのみ操業されています。
3昼夜を1,200~1,500度で維持する炉の1回の操業で2~3トン程度の鉄塊を作る作業ですが玉鋼を生む核となる鉧(けら)1トン程度、やや品質の落ちる銑(ずく)1.6トン程度、その他は「のろ」と呼ばれる鉄滓(てっさい)/スラグ等。鉄塊全体を指して鉧(けら)と呼ぶ場合もあります。
その中から採れる100キログラム程度の最高品質、1級Aがこの商品です。1級B、2級A、2級Bと下位のランクが存在します。
武器としての刀は硬度が高ければ切れ味鋭く良さそうですがモロくて折れやすくなります。硬度を維持しながらが柔軟な折れにくさという良いとこ取りを実現するため実は重層構造になっています。
内部の鋼(炭素量多い)は硬度の高い心金(しんがね)として芯になり、それを包む外部の鋼(炭素量少ない)は硬度の低い皮金(かわがね)になります。
どちらも同じ玉鋼が原料で無駄な部分はありません。玉鋼それ自体に心金と皮金の成分が混在しており刀匠の経験と感覚で選別ができます。ひとつの物差しは色の濃さです。出品商品の画像の黒い部分は硬度の高い心金になります。
玉鋼は個体差がありますが100ナノメートルの酸化皮膜による光の干渉作用が強いと煌びやかな外観になります。
砂鉄から作られており錆びづらいものの作刀された日本刀の保管と同じく湿気や皮脂を避けて頂くと長持ちします。
Copyright © 2008 日拍网 All rights reserved.  闽公网安备35020302035922 ICP备案号:闽ICP备18024866号-2 Webサービス by JDirectitems! JAPAN