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岡山県夢二郷土美術館所蔵の、竹久夢二「大徳寺」のミニ色紙です！
いまの家に引っ越す前まで飾っていましたが、ここ数年は暗所で保管しておりました！

使ってくださる方にお譲りいたします^^*




●サイズ
・台紙　縦約210mm 横約180mm
・ミニ色紙　縦約120mm 横約135mm


【商品解説】
時雨るるや　眉引きなほす　大徳寺
画家であり、歌詠み人でもあった夢二が遺した千二百余の俳句の中で、時雨を詠んだ句は晩年に多い。人の出入りの賑やかだった大正は去り、淋しさと共に枯淡の境地に至った夢二の心情が読み取れる。
昭和8年(1933)、ベルリンのイッテン画塾での講演草稿「日本画についての概念」に次の記述がある。「…諸君は日本画の画面に何も描かれていない余白を見なかったであろうか。有るものより有らんとするものに、想像の喜びを残し、動きの可能を示さんとする企てである。」
画面の余白から風の動き、誰かを待つ舞妓の心、またこの画を描く夢二の心を想像していただきたい。均衡を保った銀紙表装と賛句のシャープな空間に、墨の濃淡で描かれた舞妓は夢二画の完成された絵姿といえよう。
（出典：島田康寛(2004)『生誕120年記念　竹久夢二展』朝日新聞社文化事業部 67pp.）



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