飛騨の民具,民家のシリーズ
木版画 *作家本人による手摺り
袖垣治彦 作
失われ行く民具を歴史と記憶に残すために彫られました。これは、素朴な手づくりの椅子です。
絵画コレクターだった父が、1980年代に木版画作家の袖垣さんにお会いする為に、飛騨高山の版画洞を訪ねて購入した木版画です。袖垣治彦氏の手刷りですので、何枚もできるジクレーやシルクスクリーンとは、全く異なります。木版画は、墨の塗り具合、擦る“ ばれん”の力の入れ方で、同一のものはできず、一つひとつが唯一無二の作品です。
飛騨の民家、合掌造りがある村の民具です。
この合掌作りの民家が集まった飛騨地方の白川郷(白川村)は、1995年にユネスコの世界遺産に登録されました。
日本古来の素朴な手作りの民具の版画は癒しのアートです。
サイズ: 24cm x 17.5cm
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