【絵画】俵屋宗達「風神図」「雷神図」2点セット
30,700円 合人民币: 1611.19
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絵寸法(約)/ 54×45cm
枠付き寸法(約)/ 76×67cm
紙材質/ 木版画 
作品番号: 108/300

●俵屋宗達(たわらや そうたつ)の《風神図(ふうじんず)》および《雷神図(らいじんず)》の原作は、日本の江戸時代初期を代表する屏風絵で、琳派(りんぱ)様式の重要な作品として知られています。この2つの図は対になる形で描かれ、風神と雷神という自然の力を擬人化した神々がそれぞれ力強く表現されています。
<風神図>
主題:風神は、日本神話に登場する風の神で、多くの場合、緑色の肌と鬼のような姿で描かれます。俵屋宗達の風神は、筋肉質な体に不敵な笑みを浮かべ、大きな風袋を肩に担いでいます。この風袋から強風が吹き出され、自然のダイナミズムを象徴しています。
特徴:風神の体は宙に浮かび、飛び跳ねるようなポーズで、風の流れや勢いを感じさせる動きが強調されています。
<雷神図>
主題:雷神は、雷や稲妻、雨を司る神で、赤い肌、角のある鬼のような姿で描かれることが多いです。宗達の雷神は、太鼓を輪のように背負い、両手で撥(ばち)を持って雷を打ち鳴らしている様子です。
特徴:雷神の周囲には稲妻を象徴する太鼓が並び、リズミカルな構図が躍動感を生み出しています。
(芸術的特徴)
琳派の装飾性:金箔地を背景に、シンプルかつ大胆な構図で描かれており、余白の美しさが際立ちます。金箔は、神々の神聖さや荘厳さを引き立てる効果も。
動と静の対比:風神と雷神は対になる存在でありながら、それぞれ異なる動きとエネルギーを持っており、観る者に強い印象を与えます。
筆致と色彩:宗達独特の流麗な筆使いと鮮やかな色彩で、神々しい力強さと優雅さが同居しています。 歴史的背景と影響
制作時期:17世紀初頭(江戸時代初期)。
伝承:この作品は後の琳派の巨匠、尾形光琳や酒井抱一にも大きな影響を与え、彼らによって再解釈・模写されています(いわゆる「光琳版」や「抱一版」など)。
所蔵:現在、宗達のオリジナルは京都・建仁寺に所蔵されています。
この作品は、日本美術史において自然と神話、装飾美が融合した傑作として高く評価されています。宗達の風神雷神図は、単なる宗教画ではなく、自然界のダイナミズムと人間の想像力を象徴する作品です。
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