仙北市角館の樺細工です。中央に色違いの皮を帯状に使いアクセントをつけています。当家で一時使用されたものなので、画像でもわかるような細かい擦り傷があります。寸法は長さが30.5cm、幅が20.5cmです。板状の素材の端部を上方に持ち上げた形状になっています。端部の厚みは約6mmです。画像1は壁に立て掛けて撮りました。平に置いて撮影すると窓からの光を表面が反射し曇ったように映るのでこうしました。画像2は平置きですがカメラを向ける角度を変えています。画像3は縁の反りの程度がわかるように斜め前方から凝っています。画像4,5,6は桜皮の模様がわかるように接近しています。画像7、8は底面と底面に貼られたシール部分です。画像9は端部の仕上げの状態です。画像10は中央に点状の突起があります。これは滴下して固まった塗料の塊ではないかと推察されます。