茶道具「嶋台茶碗 金銀一双(大樋焼 加州(西坂)方南作)」
21,100円 合人民币: 986.74
目立った傷や汚れなし
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京都府
風太郎 看看卖家其他拍品
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正月の初釜、濃茶に使う金銀箔を貼った一双の嶋台茶碗です。高台は、金は五角形で鶴を、銀は六角形で亀を、表わすお目出度い、初釜には必需の茶碗です。

共箱入り、蓋には箱書き「大樋焼(おおひやき)」「島台茶盌」「加州方南造(かしゅうほうなんづくり」、「方南」の白文印が見られます。
なお、「島台」は「嶋台」とも、茶人は「茶碗」ではなく「茶盌」を用いるとか。

「大樋焼」は、京都の伝統的焼物「楽焼」の技法を今に伝える、石川県金沢市にある350年の歴史と伝統のある「脇窯(わきがま)」。当時、京より茶碗造り師とし金沢に同道した「長左衛門」が「大樋焼」の初代。
なお、「脇窯」とは、京の「楽家」代々の本窯に対し、本家の別家として新たに窯を起こした窯元の総称。

「方南」は、国宝や文化財その他の国家レベルの研究者「田山方南」が有名で、作陶も手掛けたようです。
一方、出品の作者「加州方南」は、石川県金沢市で活躍した陶芸家「西坂方南」のようです。「加州」は加賀(石川県)の別名。
「西坂方南(~昭和49年)」は「大樋焼」の八代「大樋長左衛門(江戸末~昭和2年)」の門人で、主に茶陶を手掛け、飴釉茶碗や黒茶碗などは京都でも評価を得る。
画像写真12、13で「方南」の銘印が見られます。不鮮明な点はご容赦下さい。

古美術品?として購入、自宅保管されていたものです。
「西坂方南」の没年(昭和49年)から考えて、製作は50年以上前だと考えられ、共箱は汚れや変色、キズが見られます。使用状況は分かりませんが、画像写真から金銀箔の剥がれは少なく、汚れやキズ、欠け、割れなどはほぼありません。良好な状態の美品と言えます。

大きさ(㌢)重さ(㌘)はおよそ次の通りです。
【五角高台金茶碗】
高さ5.9、口外径15.2、内径14.3、
高台0.8、五角対向6/
重さ460/
【六角高台銀茶碗】
高さ5.6、口外径18.5、内径17、2、
高台0.8、六角対向7.5/
重さ575㌘/
【共箱】
縦・横20.5、高さ12.5/重さ565/

金沢の地で「楽焼」の伝統・技法を今に伝える「大樋焼」陶芸家「西坂方南」作の嶋台茶碗です。50年以上の経年品ですが、使用が少なかったのか、金銀箔の剥がれも少なく汚れや傷はほとんど見られない美品です。「楽焼」との違いは分かりませんが、茶道具として活用していただければ幸です。
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