楽家九代、了入造の赤楽茶碗です。
白釉で宝珠の絵が描かれています。「楽」の印は隠居印。
了入の共箱で、外箱は裏千家の盛上蓋のか桐箱で、十五代楽吉左衞門さんが了入真作であることを極めています。
これ以上ない、完璧な了入の赤楽茶碗だと自負しています。お正月など、お目出度い席には最高です。
裏千家の叔父から引き継ぎましたが、私が千家ではないので、使用機会が少なく、お茶碗が可哀想なので、大きなお茶会や、ご社中の初釜等に使って、たくさんの方に見ていただけるような方にお譲りしたいと思います。
宜しくお願い申し上げます。