観瀾亭は、豊臣秀吉が建てた伏見桃山城の茶室を伊達政宗が貰い受け、江戸藩邸に移したものを二代忠宗が納涼観月の亭として松島に移築し、五代吉村が名付けたものです。
その古材を使った短冊掛けのようで、「松島月見崎 観瀾亭遺材栂正目製也 常盤雄五郎識 花押」とあります。
常盤雄五郎は仙台の蔵書家、郷土史研究家。
上下に古裂、側面は金漆でしょうか。古材ですので、釘穴のようなものもあります。
秀吉、茶々、家康、政宗と共にあったかも。
長さ約48.5cm 幅約8.0cm 厚約0.6〜0.7cm
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