ピアノ=マルタ・アルゲリッチ、指揮=クラウディオ・アバド、ロンドン交響楽団による、ショパンとリストの「ピアノ協奏曲 第1番」のCDです。
録音は1968年2月です。
女性的なショパンとの対比で男性的なリストといわれますが、この曲もまさにそんな感じです。
特にショパンの曲は、ピアノパートは繊細で素晴らしいのですが、オケが少し弱いのが弱点です。
リストはその点豪快です。
アルゲリッチはアルゼンチン出身のピアニスト、アバドはカラヤンの後を継いでベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者に就任しており、共に20世紀を代表する音楽家で、この録音も非常に相性の良さを感じさせる名演です。
いつ頃買ったか忘れましたが、ケース、解説書、CD本体とも汚れやキズはほとんどなく、美品です。