エチオピアのアンティークのラスタファリアンの仮面、マスクです。

エチオピアはアフリカで唯一、植民地化されていない国であり、独特な文化が残っています。

エチオピア最期の皇帝ハイレ・セラシエ1世はエチオピア正教徒であったが、ジャマイカを中心とする黒人運動であるラスタファリ運動においては神ヤハウェ（ジャー）の化身であり、地上における三位一体の一部であると信じられています。

1927年、ジャマイカの汎アフリカ主義運動家、マーカス・ガーヴィーが「黒人の王が即位する時のアフリカを見よ。その人こそ救世主となるだろう。」と予言したため、その3年後に即位したハイレ・セラシエ1世は南北アメリカ大陸の黒人達から、アフリカ大陸を統一し、離散した黒人のアフリカ帰還を告げる救世主として崇められます。

実際、ハイレ・セラシエは、黒人がアメリカ大陸に奴隷として連れていかれたことを嘆き、『Go back to Africa』とアフリカ回帰活動を行なっていました。

ハイレ・セラシエ1世は即位前の名をラス・タファリ・マッコウネンと言い、この名前を取って崇拝者たちのことをラスタファリアンと呼びます。
レゲエのボブ・マーリーを始めとしたジャマイカの音楽家にはラスタファリアンが多く、ラスタマンと呼ばれるようになりました。
レゲエの赤、黄、緑のマークは、エチオピアの国旗からきています。

レゲエでは時々、ジャーと歌われますが、これは神（ラスタ）を示します。

私が以前訪れたエチオピア南部の街シャシャマネには、皇帝からその地を与えられたジャマイカ移民約200人が、ジャマイカ村を形成していました。

アフリカンアートは年々価値が高まっており、特にヨーロッパではその価値が爆上がりしています。

欧米のインテリア雑誌でも違いを醸し出すオブジェとして良く見られます。

インテリアが映えますし、レゲエ、アートな空間になります。

◯サイズ　
高さ35（台なしで25）,幅25,奥行15

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マローン
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