コルナゴのチタンバイクといえば、シート・チェーンステーがカーボンのCT1、その進化版CT2が有名ですが、フルチタンフレームでは双胴ダウンチューブのビチタン、トップ・ダウンチューブがオーバル加工されたオーバルチタン、そしてプレーンなチタニオが少数ですが存在します。チタニオといえばデローザが有名ですが、コルナゴチタニオも古くからラインナップされているモデルです。このモデルは20年近く前のものですが、殆ど乗っておらず写真の様に大変綺麗な状態です。現在はラインナップにありませんが、2014年頃に再販されたほぼ同じ仕様は¥560000（フレームのみ、税抜、CTN）でした。一方、デローザは現在でもラインナップにあり、こちらは¥1089000（フレームのみ、税込、SOLO）です。今後、再販の可能性もありますが、かなり高額になりそうです。こちらのモデルはトップチューブ（CC580）、シートチューブ（CT630）という珍しいサイズで、写真のポジションで180cm 85kg（手足長め）が乗っていました。ちなみにクランクセンターからシートトップまでは80ですので、180cm以上推奨です。パーツは2004年頃のカンパニョーロレコードで固めてあります。スーパーレコードがなかった時代ですので、当時の最高グレードです。特にクランクはカンパニョーロ初のカーボン製で、文字が「RECORD」のみの希少品です。今のカーボンはマーブル柄ですが、こちらは織り目の綺麗なカーボンフェチには堪らない仕様となっています。クランクは170、ステムは110、ハンドル（外外）42（数字はいずれも素人採寸）。ホイール：カンパニョーロ　ベントG3。フレームに数カ所小さなチッピングがありましたので、同色で補修済みです。もちろんクラックや凹みのないコンディションです。エルゴレバーに僅かにクリア欠けがありますが、カーボンパーツには全てバリアスコートでコーティングをしており使用に問題はありません。パナチタン、ムーツ、ライトスピードなどのチタンバイクを乗り継いできましたが、いずれのバイクにも勝るとも劣らない性能だと思います。今の状態でガンガン乗れますが、展示用としても最高だと思います。渋いクロモリと思いきや、フルチタンのサロンニカラー。この拘りが分かる方へ。made in italy 。※お値引き不可。ペダル、スタンドは付属しません。