有田焼で名窯の1つに数えられ、いまなお現代ニーズに合わせた食器を製作している金善窯の染付草花文の正角小鉢を出品します。
草花の特徴を呉須の濃淡で強弱をつけ綺麗な呉須の発色を出しています。この濃の技術だけでも熟練するには5年~10かかると言われており、その理由は太い筆による手描きです。
特筆すべきは、まさに蔓と葉脈の線の細さです。太筆で適量の呉須を染み込ませ、さらりと描いた躍動感溢れる蔓の線描きは慣れている証拠です。葉脈と葉の呉須の濃さを変えて薄濃にしているところも考えながら製作していることが伺われます。
染付の青一色にもかかわらず、色が見える熟練した筆遣いです。
普段使いの食器に取り入れると品格が現れ、食卓に特別感がでます。
色々と探しましたが、現在は各店舗にも販売されておらず入手困難なものでした。
サイズは写真の通りです。
よろしくお願い致します
素材···陶磁器/焼物
ブランド···伊万里焼・有田焼
形···角皿
アイテム 種類···小鉢