ポルニック陶器の耳付きカップ
「ブルターニュ地方での名入り土産物の定番ボル・ブルトン(Bol breton)と呼ばれる陶製の耳付きカップです
最初にこのボル・ブルトンが作られたのは1878年、フランス西端にあるカンペールという町。18世紀から陶器の製造が盛んで、ボウル型のカップや台所用品にやわらかなタッチと色合いの、独特な絵付けをしたカンペール陶器・カンペール焼(Les faïenceris de Quimper)が人気を博しました。その後、土産物店に並ぶ名入りのボル・ブルトンが作られるようになったのは1950年のこと。カンペールから300kmほど南に下ったポルニックという海辺の町にあるAtelier de la Faïencerie de Pornic(ポルニック陶器アトリエ)のレイモン・コルディエ社長が、乳白色の地にスポンジでつけた青い縁取り、フォークロア調の絵、筆字の名入れという今あるボルのデザインを発案しました。」
読んでいて楽しくネットより引用させていただきました。
パリでもお土産屋さんには必ず置いてある名前入りのボールの数々、こういう名前の流行った時代この名前は今ではあまりなじみのない名前です。
Sylvianeと言う名前を持った人の平均年齢が67歳であると出ていましたので、その頃流行った名前だと思います。2022年は0だそうです。
と言うわけで、このブルターニュのボルは60-70年ぐらい前のものだと思います。
陶器独特の貫入があります。
釉薬はたっぷりと付いています。
小さめのこのボル、かわいらしく、カフェオレ、スープなどを召し上がるときに
いかがでしょう?おつまみ入れでも!
サイズ 直径 12cm 耳まで入れると17cm
高さ 6cm
やや傷や汚れありとしましたが、貫入のためにそのようにいたしました。でもとても清潔です。