鎌倉彫
丸盆 飾り皿
天然木 伝統工芸
喜久の会 K.M銘入り
美品
喜久の会による 鎌倉彫 丸盆 飾り皿です。椿の花と葉が彫られた伝統的な柄で、横のラインはモダンさも感じられます。菓子盆として、またインテリア飾りとしていかがでしょうか。
サイズ
直径20.5×高さ1.8(cm)
重量
約120g
コンディション
添え書き付き美品 個人宅保管期間あり
使用感の感じられないきれいな状態です。
手仕事品のため、製造当初からの縁部に彫り傷があります(写真6枚目)
お盆表面にスレ傷があります。
人手を経たお品物のため、「未使用に近い」としています。
鎌倉彫について
カツラやイチョウなどの木を用いて木地を成形し、文様を彫り、その上に漆を塗って仕上げた工芸品で、鎌倉市及びその周辺地域で作られたものをいいます。
鎌倉彫の起源は、江戸時代の文献に「鎌倉彫は四條帝の御宇、運慶の孫康運(こううん)の男康圓(こうえん)、陳和(ちんないけい)と共に法華堂の仏具を彫りたるを始とす」とあり、遠く鎌倉時代までさかのぼります。
鎌倉時代、中国から禅宗とともに伝来した堆朱(ついしゅ)や堆黒(ついこく)などの影響を受け、工夫をこらしながら木彫漆塗りの技法で仏具を作ったのが、鎌倉彫の始まりです。室町時代には茶の湯の興隆とともに茶道具として大いに珍重されました。