パライバトルマリン(エルバイト)
ティファニーブルー
4.114ct ルース
産地:モザンビーク
中央宝石研究所産地鑑別付き鑑別書付属
(費用12,705円)
⭐︎ 非常に美しいネオンと照り。
ファセットの細やかさは秀逸。
極僅かですがイリデッセンス。
アイクリーンな透明感を有するルースになります。
☆希少な4カラットを超えるサイズ。
☆ガードル付近から湧き出るネオンカラー。
透明感しっかりとあります!
あくまで
パライバトルマリンですので天然石だからこその
特有のインクルージョンがあります
(完璧な商品をお求めの方にはお勧めしません)
目視ではほぼ確認出来ませんがルーペですと
極細い線のように管状インクルージョンが見受けられます。
CGLの参考文献内にも記載ある通りでナイジェリア産とモザンビーク産の含銅トルマリンに見られる管状インクルージョンは、酸化鉄で充填されているケースが多くこれらは二次鉱床で鉄分の多い砂礫中に見つかるためと考えられます。
そう考えますとこちらのお品は
アパタイト等の類似石やラボグロウンの人口石とは違い本物の天然石のパライバトルマリンであるとの判別が容易に出来ます。
(加工無しの写真ですが、実物の見た目の色合いに多少違いがあることをご承知おきください。)
◎パライバトルマリンとは◎
パライバ・トルマリンは、1989年に宝石市場に登場した彩度が高く鮮やかな青色~緑色の銅着色のトルマリンです。
当初ブラジルのパライバ州で発見されたため、パライバ・トルマリンと呼ばれるようになりましたが1990年代には隣接するリオグランデ・ド・ノルテ州からも採掘されるようになりました。さらに2000年代に入って、太古の昔にブラジルと地続きであったナイジェリアやモザンビークなどのアフリカ諸国からも同様の含銅トルマリンが産出されるようになり、そのネーミングに物議を醸しました。また、パライバ・トルマリンのほとんどは鉱物学的にエルバイトという種類に属しますが、モザンビーク産の一部のものはリディコータイトに属するものも知られています。
現在では原産地や鉱物種に関係なく、青色~緑色の含銅トルマリンは広義でパライバ・トルマリンと呼ばれ、変わらぬ人気を持続しています。