■人間国宝・山本陶秀 作品 備前 緋襷酒呑 酒器
73,000円 合人民币: 3459.40
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■備前 緋襷酒呑 人間国宝・山本陶秀氏の作品
山本陶秀氏の栞より
わが国で1番古い焼物と言えば、瀬戸、常滑、信楽、丹波、、備前の5つであるが併し独り備前焼のみは原始時代の須恵器の流れを汲むもので、既に鎌倉時代には今日と同じ様な焼け肌をした立派な備前焼が熊山で焼かれている。熊山窯より室町時代には裏伊部窯に移り、桃山時代から現在の伊部の地に窯が移った。桃山時代を山麓窯といい、徳川時代を大窯と称している。熊山や裏伊部では壺、蕾鉢などの雑器を焼いていたが、室町時代の中頃から茶道が大いに流行し、茶祖珠光をはじめとし武野招鷗、千ノ利休などの大茶人が茶の精神である「寂」「佗」の心を、あの備前焼の飾り気のない渋い焼肌、一見素朴な土の味に共通のものを感じ、田舎者の備前焼が一躍都の花形として王侯の席に君臨した。大名物備前布袋の茶入は嘗て利休の愛蔵品であり、尾張徳川家にある備前筒花入は利休の師匠招鷗の愛蔵品であった。茶器としての備前焼が出世したのみでなく、大衆品としての雑品も亦全国津々浦々に広がった。水が腐らぬと言って評判をとった水甕や投げても破れぬ備前蕾鉢、種壺、酒の味がよいと言う備前徳利など実用的に広く喜ばれた。池田藩主が保護奨励した御細工品、即ち置物や香炉なども亦美術品として貴ばれている。備前焼ほど歴史が古く而もあらゆるものを焼いた窯は他にその例を見ない。備前の窯こそ全国唯一のもので、そこに備前焼の伝統美が輝いている。永い伝統の誇りを引継いで居ります我々はその責任を感じて作陶に精進しておりますのが今の姿であります。備前作家として技術保存の指定及日本工芸会正会員に推薦され、無形文化財個人指定を受け、社団法人日本工芸会理事に推薦される。以上は備前独特の土の味合を現代の感覚に再現致し度努力して居ります。

父から譲り受けたもので、50年ほど前に陶秀さんから直接分けていただきました。
緋襷のぐい呑で、手にすると少し重みを感じる存在感があります。
箱は共箱で、未使用の長期保管品です。
ご不明な点がございましたら、コメントよろしくお願いします。

サイズ
口径 61mm
高さ 52mm
重さ113.7g
木箱付き
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