古い饅頭食いの土人形です。
かなり古そうです。
顔料などだいぶ剥落しています。
伏見をはじめ日本各地で作られてきた饅頭喰い人形。
両親のどちらが大事かと聞かれた子供が、
手に持っていた饅頭をふたつに割り、
「これのどちらが美味しいか」
と問い返したという聡明な子供の説話から、
子供が利口に育つようにと願いを込めて子供部屋に飾られたり、
また、安産祈願や出産祝いの贈り物、さらには、商売繁盛を祈願する人形としても愛されてきたものです。
自立はしますが、かなり危ういので、
寝かせて保管してください。
高さ 約8.4cm前後
厚み 約1.5cm前後
サイズはおおよそです。
古いものですので時代なりのスレ疵汚れ等あります。
実物と画像とでは多少色合いが異なる場合があります。