駿台の高卒医学部コースで使われた教材です。
テキスト、プリント、ノートのセットになっています。
テキスト・プリントには写真3〜5、9枚目のような書き込みがあり、板書は写真6〜8枚目のようになっています。

Part1 前期は理論分野を扱っています。講師は西村先生です。ノートが予習兼授業となっていて少し見にくいかもしれないのでご理解ください。
Part1 後期は無機分野を扱っています。講師は細川先生です。テキストで酸化還元、電池、無機分野を扱っていますが、無機分野(理論分野は全て出ています)はほとんど授業に出てないのでおまけ程度と思ってください。問題の解答は巻末に載っています。
Part2 前期は理論分野を扱っています。講師は沖先生です。プリントに各単元の解説と、問題の解説が載っています。
Part2 後期は有機分野を扱っています。講師は景安先生です。天然有機物・合成高分子は授業に出ていないのでその分の板書はありませんが、テキストには解答があり、その回の分のプリント(市販の参考書と比べてもだいぶ分かりやすいです)もあるので問題はないと思います。(プリントベースの授業をしていたため)

無機分野以外に関しては、この教材を2、3周ほどすればだいぶ力がつくと思います。酸化・還元と電池に関してはPart1 後期で十分だとは思いますが、無機分野に関しては教科書や他のまとまっている参考書を中心に、セミナーを解いて自分の穴を埋めていくような勉強をおすすめします。これがしっかりできていれば、駿台や河合の模試で偏差値60は安定して超えます。(セミナーレベルがしっかりしていないのに、難しい問題集に手を出して偏差値が上がらない人をよく見かけます…)
市販の参考書などを併用するのであれば、1ページ目から全て解くのではなく、この参考書を解いてもよく分からなかった苦手な範囲を優先して解いてください。他の科目の勉強時間も確保でき合格に近づくかと思います。

#化学 #駿台 #参考書 #大学受験