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タイトル:
・The Painter’s House:Balthus at the Grand Chalet　


※洋書・英語、多少の中古感・ヤケあります、宜しくお願いします♪♪


内容:
20世紀の芸術家のなかで、ひときわ謎の多い詩的な人物として異彩を放つバルテュス。そのエロティックで官能的な絵画は、私生活への外部の干渉をかたくなに拒み続けた画家自身をほとんど模倣するように、少数の熱狂的支持者に愛されてきた。1970年代末、老境に入った巨匠は終のすみかとなるロシニエールのグラン・シャレー（スイス、グリュイエール地方の標高900m付近に18世紀に建てられた壮大な木造邸宅）に移り住む。以来、マスコミも一般の人々も邸内への立ち入りを禁じられ、住人との接触を絶たれていた。ところが日本の写真家、篠山紀信に対してこの禁が解かれ、グラン・シャレー、各室の様子、一家の暮らしぶりを撮影できることになった。しかも篠山は、バルテュスにとって最も神聖な場、広大な離れにあるアトリエへも通されたのだ。
精妙な仕上がりの厳選された小さな写真の数々が、ドイツ人ドキュメンタリー作家ゲロ・フォン・ベームによるエッセイとともに紹介され、大変貴重なバルテュスの私生活と制作の現場を垣間見ることができる。制作中の画家を間近にとらえた写真、思わず息をのむ雄大な山岳風景の映像、その間に効果的に配された画家の名作。芸術家たちとすべてのバルテュスファンへの素晴らしい贈り物『Painter's House』は、画家がキャンバスの上で、そして私邸で創造した世界と同じように優美で静穏な作品である。