植物名：ウルシ科 オペルクリカリア属 パキプス
学名　：Operculicarya pachypus
撮影日：2023/09/22 ※発根済み

パキプスは、オペルクリカリア属の一種でゴツゴツとしたずんぐりボディと、細く伸ばした枝先の丸い小さな葉というコントラストが特徴の塊根植物です。これらの肥大した根は水を蓄える役割を果たしており、これらがマダガスカル南西部の乾燥した環境での生存を可能にしています。秋も深まり涼しくなってくると、休眠に入るため葉を落としますが、直前には日本の広葉樹のように赤く染まり、紅葉を楽しむこともできます。
成熟すると春に美しい淡い白からクリーム色のとても小さな花を咲かせます。
成長は非常に遅く、細い枝はその独特な形状と鮮やかな花から、塊根植物コレクションに一風変わった要素を追加します。乾燥耐性があり、管理が容易なため、初心者の方にもおすすめの品種です。
この個体は、4年経ち塊根部分がゴツゴツしており、パキプス本来の姿に近づいています。

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