岩田 久利(いわた ひさとし、1925年12月18日 - 1994年1月8日)ガラス工芸作家 岩田藤七の長男として生まれる。
本作品はひょうたん状の無色ガラスにブルーとグリーンを溶かし込み金箔が2枚施されたガラス製文鎮です。
30年以上前の作品ですが、箱に入れたまま保管していた未使用品で、金の輝きも鮮やかで傷や汚れは見受けられません。
共箱は紙製で目立つ汚れやシミもございません。
希少品ですので好みに合わない、思っていたのと違う等での返品はご容赦願います。
ご検討よろしくお願いいたします。
【サイズ】
長さ:約16.5cm
巾 :約4cm
厚み:約1.5cm
重さ:約144g
【プロフィール】
東京美術学校工芸部図案科に学び、在学中の昭和24年第5回日展に「硝子ぶどうの鉢」で初入選し以後も日展に出品を続ける。
同26年東京美術学校を卒業。制作のかたわら、東京工業大学でガラスの組成を研究する。
同30年第11回日展に「藻」を出品して特選、同31年第12回同展には「萌生」を出品して二年連続特選となる。
同30年より光風会にも出品。同33年日展会員となり、同年からたびたび日展審査員をもつとめる。
同47年日本ガラス工芸会を設立し、同年より同52年までその初代会長をつとめる。
同51年第8回改組日展に「孔雀文大皿」を出品して文部大臣賞を受賞。
同57年毎日芸術賞を受賞。
同58年「聖華」で日本芸術院賞を受賞。
同60年日本ガラス工芸協会 名誉会員。
平成6年1月死去、叙勲 勲四等旭日小綬章。
父の創立になる岩田工芸硝子を継ぎ、社長をつとめつつ制作を続け、斬新で優美な作風を示した。
宙吹きガラスを得意とし、国際的にも高い評価を得た。
*岩田久利先生の赤地金箔「亀甲盃」、金彩グラス、グリーン金箔「小物入れ・灰皿」
も出品しておりますのでご覧ください。
#岩田藤七 #岩田ガラス