チェロ=アンゲリカ・マイ、指揮=ヴァーツラフ・ノイマン、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団による、ドヴォルザークの「チェロ協奏曲 ロ短調」とコチアン四重奏団による、ドヴォルザークの「弦楽四重奏曲『アメリカ』」のCDです。
録音は1982年～1983年にかけて行われています。
ドヴォルザークは祖国チェコを離れて、アメリカのニューヨーク音楽院の教授として招かれ、アメリカの音楽を自作に多く取り入れました。
この2曲も望郷の念を募らせた感じのメロディーが所々に現れます。
このチェロ協奏曲は、先輩のブラームスが羨ましがるほどの内容で、すべてのチェロ協奏曲の中でも最高の曲との評価が高いです。
アンゲリカ・マイは20世紀後半に活躍した女流チェリストですが、チェコフィルと指揮者のノイマンとは相性がいいのか、数多く共演しています。
コチアン四重奏団は、チェコの偉大なヴァイオリニソトの名前をとって結成された、チェコ出身者を中心とした若手による四重奏団です。
いつ頃買ったか忘れましたが、ケース、解説書、CD本体とも汚れやキズはほとんどなく、美品です。