御覧いただきありがとうございます。
父が永く愛し、情熱を注いでいた舞踊、演劇、大切に保管していた用品を多く引き継ぎ致しました。
父から引き継いだ品や舞踊、演劇、小道具、和装、着物、小物等々と勉強してる今、皆様からもいろいろと教えていただき、興味が深く大きく広がっております。
その中で気に入ったものを新たに用意させて頂きました。
(388)扇子 諸葛孔明 誡子書 かいししょ 書
サイズ: 縦 33cm程
幅 58cm程
素材: 絹(シルク) 、竹
飾り台:あり
内装:誡子書の説明文
袋:なし
箱:あり
英雄・諸葛孔明の「誡子書」を書した扇子
三国志の名参謀として有名な諸葛孔明、孔明の考え方が、のちの人々の人生の道しるべとなった事は言うまでも無い。熱烈な支持を得ている孔明の語りの中でも、もっとも有名な書のひとつであり、子孫に残した教え、訓示が誡子書(かいししょ)です。その誡子書の文を、諸葛孔明の血が流れている人の中でも、正真正銘の本家本筋の人である浙江諸葛一族の第48代宗主、諸葛高嵩氏が書き写し、末尾に「諸葛高嵩書」と記した上で、販売されています。
諸葛亮(しょかつりょう)の一生は、克己(こっき)奉公したもので、後世の人の手本となった。彼は、自分の子女に遠大な志を持つことを教え、54歳のときに8歳の息子の瞻(せん)に有名な『誡子書』(かいししょ)を書き残した。これは、彼自身の人生経験を総括したものであり、子女に対する人生の指南でもある。
『誡子書』の中に次のように書かれている。「君子の行いは、静をもって身を修め、倹をもって徳を養い、淡泊でなければ志を明らかにできず、静かな心をもっていなければ遠いことを考えられない。学ぶには静かな心を要し、才能を養うには学ぶことが欠かせない。学ばなければ博識にならず、志がなければ学んでも成果が得られない」。
諸葛亮は同書を通して、静かな心を強調したうえ、名利に淡泊になるように子女たちに教えた。その上、志を持って学ぶことを指南した。確かに、名利に惑わされたら、当然、心を静かにすることはできない。静かな心を持っていなければ、冷静に物事を考えることができなくなる。そうすると、将来のことが考えられず、目の前の事ばかりに惑わされかねない。人生の遠い目標を見失ったら、目の前の道に迷いが生じることになるだろう。