ベートーヴェン:交響曲全集 ティーレマン/VPO
2008年12月から2010年4月まで4回に分けて開催されたティーレマン&ウィーン・フィルによるベートーヴェン・チクルスは、現在ヨーロッパで最も注目を集める指揮者と名門オケという新鮮な組み合わせで高い評価を得、地元ウィーンのみならずパリとベルリンでも演奏されて絶賛された。当アルバムはその模様を完全収録したもの。2002年のラトル盤以来、ウィーン・フィルにとっては6組目の全集となる。
「20世紀のベートーヴェン演奏の王道を行くような解釈」「ウィーン・フィル特有の音と響きが鮮明に聴こえてくる」「モダン楽器の演奏にもまだ新しい可能性があることを強く印象付ける」と高い評価を得た演奏で、ティーレマンは、ヴァイオリン両翼型の正統的なオーケストラ配置を採用、楽譜も旧来のブライトコプフ版を使用することで、まさに時代の趨勢に逆行し、この名門オーケストラの長く深い伝統の中で熟成されてきたベートーヴェン演奏を現代に鮮烈によみがえらせている。
ソニー・ミュージック
【演奏】
アネッテ・ダッシュ(ソプラノ)、藤村実穂子(アルト)
ピョートル・ベチャワ(テノール)、ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス)
ウィーン楽友協会合唱団(合唱指揮:ヨハネス・プリンツ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クリスティアン・ティーレマン(指揮)
【録音】
2008年12月(第1番&第2番)、2009年3月(第3番&第4番)、
2009年11月(第7番&第8番)、2010年4月(第5番、第6番&第9番)
ウィーン,ムジークフェラインザール(ライヴ)
<DVD>
メイキング&インタビュー
[片面1層/STEREO/日本語字幕付き]
#クリスティアン・ティーレマン #CD・DVD