少しキズがあります。 十四世奈良吉、本名は 松田辰男さんです。だいぶ前に他界しています。京都にあった工房ですが、意外にも それほど知名度は高くないようです。というのも この方は、名工というより 一人の職人として 仕事をしていたからでしょうか。 弟子もいなかったようです。 手法としては 一閑張りのようで、竹籠に和紙を貼って 漆か柿渋で塗り固めています。 作品には必ず 自筆の銘を書いていたといいます。 美術工芸品ではない 実用品の単なる籠ですが、もう 作っていないもの。実直な人柄が うかがえます。もっと評価されるべき作品だと思います。 お茶席などに お使いください。 こちらは普通郵便で発送いたします。
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