「写真論集成」
多木浩二
定価: ¥ 1400
#多木浩二 #本 #アート・デザイン・音楽 #写真 #プロヴォーグ
希少本。建築、写真、美術などの芸術分野から哲学、歴史学などの人文学を横断し、常に先鋭的な思索をつづけてきた著者の写真論だけを編集。伝説の写真雑誌『プロヴォーグ』の理論的支柱であった著者の30年にわたる写真論。写真の形而上学的考察、写真史を画した写真家、人間の知覚を変容させた科学写真、写真メディア、ファッション写真などの議論に及ぶ.哲学、芸術史、記号論などの豊かな知見を背景に、「写真に何が可能か」「写真とは何か」を問う.写真界に大きな影響を与えた論客であったにもかかわらず、同時代的なアクチュアリティに基づいて書かれたテクストが書籍化されていない多木の書物としては、貴重な記録となっている。