「古代裂(こだいぎれ)」とは、歴史の古い織物の断片のことです。一般的には100年ほどたっている裂地のことです。
古代より受け継がれた文様を素材と色彩を現代感覚に生かして織り上げた風呂敷です。
風通織とは、表と裏の組織を柄に合わせて入れ替えて、生地の表と裏で配色が逆で同じ模様を表す織物のことです。
袋状に織られ、中を風が通るという意味から風通と名付けられたとか。
伝統工芸品でありながら、色落ちの心配なくご家庭で洗っていただけます。
こちらは、荒磯柄です。
「荒磯」は中国から伝えられた「名物裂」の中の一つの文様です。
「鯉」は縁起のよい魚=吉祥魚と古来から中国では言われてきました。
「鯉が川を遡って竜の門に辿り着き、やがて大きな竜に生まれ変わる」と伝えられ、「出世魚」の代表とされています。
「鯉の滝登り」のようだ、などと勢いよく上昇していく例えにも使われ、節句に送られる「鯉のぼり」を始めとして、男児の縁起物の図案として最も一般的なものです。
初宮参りの着物や五歳祝い着の羽織の図案として「鯉」が使われているものもあります。
約60cm四方の大きさは、テーブルクロスにしたり、お使い物を包むのに丁度良いサイズです。
生産国:日本製 上羽機業
素 材:綿100%
サイズ:約60×60cm
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