断捨離中。
岸岳系小十古窯の古唐津呼継茶碗です。
小さなものも含めて、
9つの陶片から構成されています。
茶碗側面には、岸岳、小十と記載されたシールが貼られていますが、
岸岳系小十古窯とは、古唐津の中でも、最初期の窯の一つとして知られており、よく見る古唐津とはかなり違った表情を見せることが特徴です。
そして、他の窯から作られた古唐津の茶碗と異なり、
白みがかった釉薬から、鉄釉の点が無数に表れており、また、茶碗の高台も力強い削り出し高台となっており、山瀬窯のそれと見間違えるほどの魅力があります。
それに加え、小十古窯の創業時期はかなり短く、現存する陶片の数も比較的少ないため、目にする機会はあまり多くないものと存じます。ましてや、このような茶碗は滅多に出回らない大変貴重なものとなるのではないでしょうか。山瀬窯の斑唐津などと同様に、かなり希少価値の高いものとなっています。
当方のコレクションの中でも、
自慢の品の一つでした。
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