『染付』における重要無形文化財保持者。
人間国宝の【近藤悠三】さん。
この度ご紹介させて頂くこちらの袋帯は近藤作品を意匠とし、【加賀本金】によって高貴な華やぎを添えた《極上の逸品》
近藤悠三さんの描いた世界観と共に、最高級の【爪掻き本綴れ】ならではの溢れ出る品格…
ぜひこの機会にごゆっくりご鑑賞下さい。
綴れ織は、紀元前1500年前後エジプトに生まれたコプト織りが起源とされ、奈良時代の大陸文化の渡来を機にシルクロードから日本まで伝わって参りました。
日本の綴れ織はフランスのゴブラン織りと共に、世界中にある数多くの織物の最高峰と言われるまでに高められた、非常に高価なお品。
熟練した職人さんだけしか織り得ない、しっかりとしたコシを感じつつも、‟ふわり”柔らかく、極上のお締め心地を味わえる、正に《最高級のフォーマル帯》です。
一本一本の織り糸を爪によって掻き、丁寧に織り上げられた究極の逸品。
最高の技術と惜しみない手間の掛けられた【爪掻き本綴れ】ならではの、極上の風合い…
気品溢れる晴れやかな意匠はお出掛けされる先々で上品な華やぎを添え、合わせるお着物や小物を選ぶこともなく、実に多くのシーンにてご着用頂けます。
黒留袖や色留袖・訪問着にはこれ以上ないほどに美しく映え、さらに附下や色無地・江戸小紋とのコーディネートではお着物の格がクラスアップする、格調高い和の装いをお楽しみ頂けることでしょう。
ご結婚式やご結納をはじめ、卒業式や入学式・お宮参りのお付き添い、目上の方へのご挨拶の際やお茶会など…
また観劇や美術鑑賞・コンサート等の芸術に触れる機会にお召し頂きましても、素敵なひと時をこちらの帯と共にお過ごし頂けます。
お気付きになられたお客様もいらっしゃるかと思いますが、先日ご紹介致しました130万円の近藤作品と同じ方からお譲り頂きました。
ただこちらは一度だけお締めになり、証紙が付属されていなかったため、特別にお安いお値付けとさせて頂きました。
ぜひこの機会に、近藤悠三さんの描く秀逸な意匠と艶やかな加賀本金をまとって頂き、人間国宝作品ならではの風格と気品をご堪能下さい。
~鎌倉ふわり~
【寸法】
長さ 450cm 幅 31.5cm
【素材・状態】
正絹
一度ご着用された程度の、大変きれいなお品です。