●サイズ(約):高17×胴径15cm
●重量:約1314g
●高台裏に薄く「ゲンケイ」の落款有り。
小橋川源慶(こばしがわげんけい)氏の作品。
総体的にきれいな品ですが、胴に約1cm大、
蓋に約3cm長の石爆ぜの直し痕が有ります。
三枚目写真の赤い矢印の箇所になります。
格調高く優美な青緑釉の風合い。
ヴィンテージ感あふれる色彩とフォルム。
源慶氏ならではの味わい深い作品。
いつまで眺めていても飽きの来ない名品です。
水漏れは有りません。
陶歴のコピーをお付けします。
手造りの作品はその作風、個性により、
傷に見える部分も有ります。
『作家の意気に感じ、その個性を楽しみ、愛でる。』
微細な歪みやぐらつき、石爆ぜ、貫入、釉抜け、釉跳ね、焼きヒビなど、外観を損なわず、使用に支障のないアラなどはそのままの状態で、完品として流通しています。
素人見立てによる価値判断はご遠慮下さい。
こと細かく品の状態を気にされる方、
沖縄陶器の特質をご理解頂けない方はご遠慮下さい。
壺屋の名工、小橋川源慶(1911~2005年)氏は、ロクロ挽きの名人として
名を馳せ、気負いの無い独特の作風で、多くの陶芸ファンを魅了し続けてきました。
源慶氏は1911年沖縄県那覇市壷屋にて出生。
長年に渡り陶芸の道を歩まれて来ました。
公募展や国展などで数々の賞を受賞、1987年には黄綬褒章を受章されました。
2005年、多くの業績を残し、94歳にて天寿を全うされました。
NHKの美術番組で放映されたこともある
小橋川源慶氏の作品は市場流通少なく希少です。
水指は特に希少中の希少!入手困難です。