本体 直径約135ミリ 高さ約85ミリ
共箱 縦横約165ミリ 高さ約120ミリ
数多く出品されているメルカリさんの品の中からご覧頂き、まことにありがとうございます。
箱書き等は一切ありません。
購入者は窯へ行って購入したようです。
一見、相当使い込まれた古い志野茶碗に見えますが、土の素材の色です。
素地に半透明な釉薬をかけて、その上から白っぽい釉薬をかけた手間が掛かった作品です。
個人的な私見ですが、有名な作品の写しを韓国人間国宝 池順鐸 先生に依頼して作成頂いた品物ではと推察いたします。
もし、そうならばこの品の作者は相当な技術を駆使されたと感じさせる茶碗です。
その意味でこのお茶碗は価値ある一品と言えると思います。
胴は荒々しく力強さを感じます。
高台は4カ所に切り欠きがあり、無骨な武士を連想させます。
「1986年3月15日、利川 池順鐸 氏 釜場にて求む」最後にハングルで購入金額が書かれています。
この品を購入した人は韓国にたびたび貿易で渡航した実績のある人のため、ハングルで金額を書いたようです。
この品は、長期間保管して参りました。
見られる方により気になる箇所があるかもしれません。
その点ご了承の上お求めください。