大場 正男さんの版画です。
タイトル"双樹"
192/250
鉛筆の直筆サインあり
頂き物です。
しばらく部屋に飾っていました。
額付きです。
●絵のサイズ:W16×H12cm
●額サイズ:W30×H25cm
大場正男さんはペーパー・スクリーン版画の第一人者です。
大場正男さんのペーパースクリーン版画は、柔らかな質感と色と色とが刷り重なってできる深い色彩が特徴で、鳥や動物などが描かれた作品には見る者の心に染み入る穏やかで美しい世界が広がっています。
2008年にお亡くなりになりました。
ペーパー・スクリーン版画とは、日本で生まれ日本で育った現代版画です。
版式は孔版に属するもので、日本の古い絵画の技法と深いかかわりがあります。
日本古来の「捺染」、「倭絵」、「紅型」等の技法に「謄写版」の技法、それに作者が発見工夫して得た「特殊な技法」を混じえて表現されます。
和紙の繊維を透した柔らかな質感があり、独特のマチエールと、色彩やかで多彩なグラデーションが生まれます。
版が残らず後刷りする事が出来ないため、作品に希少性があるのも特長です。