フランスで購入した1862年の装飾美術雑誌の1ページです。

160年以上前のとてもレアで貴重なものです。
当時の印刷装飾（特に書籍や写本の縁飾り＝ニエルと思われます。

周囲の枠には、花や人物（プットーや神話的存在）などをモチーフにした彫刻的な縁取り装飾が描かれています。
下部には、花をモチーフにした装飾帯とその周囲の額縁デザインが掲載されています。

縦　約42.1cm
横　約29.3cm
ほぼA3サイズです。

この本はフランス、パリで1861年から1906年まで刊行された美術雑誌で、一般大衆に美術を広めることを目的としていました。この雑誌は、産業美術や装飾美術に関する図版や解説を豊富に掲載し、当時の美術知識の普及に貢献しました。

1861年の創刊当初は月2回の隔週刊行でしたが、1862年1月から1864年12月までは月3回の発行となりました。その後、1865年7月からは再び隔週刊行に戻り、1886年1月以降は月刊誌として発行されました。

これは1年分をまとめた冊子（いわゆる「合本」や「年刊合冊」）で、基本的にその年の末か、翌年初めに出版されたものをバラしたものになります。

写真の見え方により実物と異なる色に見えることがあります。
古いものなので経年による日焼けやスレ、シミがあるものもあります。
神経質な方は入札をお控えください。

神経質な方、綺麗な品、新しいもの、完璧なアンティークを好まれる方は申し訳ありませんが購入をお控え下さい。

装飾美術のものをいくつか出品していますが、複数購入され、同梱発送の場合は、2点目から1点に付き900円お値引きします。
2点購入で900円引き
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