三重県松阪市の伝統工芸品、松阪もめんのハギレを使ったショルダーバッグを作りました。
✴︎ 松阪木綿は今もなお、手織りに近い丁寧なつくりで少しずつ作られている松阪木綿は、大量生産では出せない風合いや温かみがあり、とても貴重な織物です。
✴︎全面に刺し子を施しました。
前面の刺し子は、松阪木綿の縞模様に合わせて思いつくままに、細かく丁寧に刺しています。
リズミカルで遊び心のあるデザインに仕上がったと思います。
使用している刺し子糸は、飛騨さしこさんの美しい糸を使っています。
✴︎前面は新反ハギレをパッチワークし、背面は一旦シャツに仕立てられた松阪木綿をほどいた生地です。
✴︎手縫いでキルティングしています。そのためハリがある上に柔らかく肌に馴染みます。
✴︎バッグ口は両開きのファスナー、
内側は内ポケット付き、未使用の木綿を利用しています。紐の長さ調整・取外し可能な肩紐と、利便性にもこだわってます。
✴︎正藍染の縞織物ですので、ほんのりと藍の香りも残っております。透き通るような美しい藍色です。そして使い込むほどに変化する風合いや色の深みといった藍染の魅力を秘めた作品です。
✴︎松阪縞として江戸の町人に重宝されたこの生地は、化学染料を使わず、厚手で耐久性があり、糸のムラが表情豊かに現れるのが特徴です。
✴︎柔らかな触り心地で肌にも優しく、持ち心地が抜群です。
✴︎✴︎松阪木綿について✴︎✴︎
三重県松阪市で生産されている伝統的な綿織物です。丈夫で実用的、質の高い織物で日常着としても用いられました。
正藍染めの透き通るような美しさ、縞模様の多様さが、かつて江戸時代の粋な庶民のファッションとして人気を博しました。
江戸時代に伊勢神宮参拝の「お伊勢参り」が盛んだったことから発展ししました。
松阪木綿はその丈夫さと美しさから参拝者に人気の土産物でした。また伊勢神宮に仕える人々が着用していた衣服の一部にも、松阪木綿が使われたとされています。
✴︎水濡れや洗濯の際は色落ちする可能性がありますので、他の物とは別に洗ってください。
✴︎メルカリ便で発送します。
✴︎サイズ 縦 約18㌢(中心まで20㌢) 横 約29㌢ まち約8㌢(1番長いところ)
✴︎アイロンをかけたりすると、藍の香りがします。苦手な方には向きません。
✴︎製作時間を考慮した価格設定です。