ジンマン&トーンハレ管/マーラー・サイクル第7弾!
細部までクリアな明晰サウンドによる交響曲第7番『夜の歌』
絶賛のシリーズ第7弾
ベートーヴェンの交響曲全集で世界的な名声を築いた名コンビ、ジンマン&チューリヒ・トーンハレの総決算であり、マーラー生誕150年の2010年完成を目指して進行しているマーラー交響曲全集の第7弾です。「驚くべき『精確さ』と『内的欲求』の合一。未聴の音世界が展開」(レコード芸術)、「曲そのものを味わうのにふさわしい名盤」(音楽現代)、「ジンマンのスコアへの透徹した視線を余すところなく再現」(ぶらあぼ)と、既発売の6枚も高い評価を得てきました。
問題作、交響曲第7番『夜の歌』
この第7番は、マーラーの全交響曲の中で、最も謎めいた作品であり、その演奏解釈は最も難しいことで知られています。日本語で『夜の歌』という表題を与えられていますが、それは第2楽章と第4楽章が作曲者自身によって『夜の歌 Nachtmusik』と命名されているところから来ています。テノールホルンやギター、マンドリンといった通常のオーケストラ曲では使われない楽器が登場したり、明暗のコントラストが激しく、一聴すると脈絡なくきこえる点など、複雑な容貌を備えているがゆえに、指揮者の個性が発揮される作品でもあります。
【収録情報】
グスタフ・マーラー (1860-1911)
・交響曲第7番ホ短調『夜の歌』(使用楽譜:全集版 ラーツ、フュッスル、クピーク校訂)
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
デイヴィッド・ジンマン(指揮)
録音時期:2008年9月22日~25日
録音場所:チューリヒ、トーンハレ
録音方式:デジタル(セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND