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日本代购-著者のアンティークコインに対する情熱が共感を呼ぶコインファン待望の書 我が国における世界貨幣研究の第一人者である平木啓一氏の最新刊「アンティークコイン基礎知識編」は、 氏の世界貨幣に関する膨大な知識とそれらにまつわる知られざるエピソードの数々を惜しげもなく披露する、コイン蒐集家にとってのかけがえのない一冊です。 当書は氏のコインに対する並々ならぬ情熱と自由主義的な精神を根底に据えるものであり、何気なく万華鏡を覗き込むように広く深いコインの世界をさまよい歩く楽しさが横溢しています。 平木氏のこれまでの貴重な講演と著作の集大成として世に贈られる当書は、半世紀以上に及ぶ氏の国際経験を踏まえて、 世界の各文化圏を代表するコインの名品の数々を詳細に渡って紹介する内容を最大の特色としており、繰り返し熟読しても飽きの来ないものです。 それらのエピソードがより若い読者層のコインに対する知識を深めるばかりか、人類の尊い遺産であるコインを通じて世界を啓蒙するきっかけとなるであろうことは一目瞭然です。 目次のみを見ても食指が動かぬ訳はないと思わせるほどに当書の内容は濃密であり、単にコインにまつわる物語として読んでも引き込まれてしまうこと請け合いです。 そして歴史に根差した専門知識の正確性においても優れており、世の貨幣学者にとっても一読の価値ありといえます。 あらゆる角度からコインの多彩な魅力にスポットを当てる当書は、平木氏が真心を込めて全人類に捧げるコインのブーケに他なりません。 コイン界の第一人者が贈る‼これまでの講演・著作の集大成全9章！ 平木啓一氏は、日本外国コイン研究の第一人者として、講演や著作を幅広く発信してきました。本書は平木氏が厳選した「後世に残したいテーマ」を集約し、コイン収集に必要な基礎知識と好奇心を育む1冊です。 著者：平木啓一 Hiraki Keiichi 1942(昭和17)年愛知県に生まれる。 63年慶応義塾大学法学部政治学科在学中、コイン専門誌で2年にわたり、「世界の大銀貨」を連載した。 日本における外国コインの研究の草分けとなる。 1969年に大宅壮一マスコミ塾に入塾、第8期の最優秀賞を受ける。 1986年より作家となり、フィクション、ノンフィクションの両面で活動、著作は300作に及ぶ。コイン関係の著書も多い。 この間、1961年にカタンガ(現ザィール)でコンゴ動乱、62年にフランス外人部隊でアルジェリア戦争、71年から73年にかけラオスにて。ヴェトナム戦争に従軍、軍歴を重ねた。 目次 第1章　貨幣の銘文 第2章　貨幣紋章学 第3章　交易貨幣の歴史 第4章　貨幣と肖像 第5章　インフレーションの歴史 第6章　揺籃期の大型銀貨 第7章　貨幣に描かれた美女たち 第8章　仏領インドシナの貨幣制度史 第9章　江戸時代に渡来した外国貨幣 A5判並製・本文モノクロ256ページ