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日本代购-本紙：新絹本（特殊印刷 + 手彩色） サイズ：幅54.5 x 高さ190cm（尺五） 表装　：洛彩鍛子本表装 軸先：陶器 桐箱畳紙収納 表装品質10年間保証付き詳細画像美徳の逸話に秘めた不老長寿と出世栄達に通じる名画材養老月五猿之図美濃の国に伝えられる孝行息子の逸話にまつわる名構図。親の看病をしながら仕事に精を出す孝行息子に目を留めた神様が、不老の酒を与えて楽をさせてあげようと滝の水を酒に変えた。その水を汲んだ孝行息子が驚いて老父に飲ませたところ、不治の病が治り十歳も若返ったという。その噂を聞きつけた元正天皇がその息子の孝行振りを高く評価し、美濃守（領主）に抜擢。今までと変わらぬ誠実さで治めた国は豊かになり、父親とともに末永く幸せに暮らしたという「養老の滝」の逸話。実直こそが出世栄達の本道といわれる由緒正しい題材です。滝を遡る五匹の鯉は出世栄達の象徴滝を遡ろうとする鯉は出世栄達の象徴「登龍門」の故事をあらわし、さらに五匹の鯉は「陰陽五行説」に基づく、五色に彩られています。春夏秋冬、九星定位の基本ともなる、青・赤・白・黒・黄に分けられ、それぞれの色に相当する運勢を表しています。力を合わせてツキを掴み取る五匹の猿松の枝の上からぶら下がり、五匹の猿が力を合わせて、滝壺の水面に映った満月を掴み取ろうとする様は、月=「ツキ（幸運）」をあらわし、五匹の猿は「ござる」を意味します。すなわち「ツキがござる」。まさに日本文化の象徴ともいうべき言霊にちなんだ縁起題材です。家族仲良く力を合わせてものごとを成し遂げようという教訓が込められた名構図は、家庭円満こそ運気向上の基本である事を教えてくれます。山紫水明の風趣あふれる瀑布山水画水はもともとあらゆる生命の源であり、古来中国では「十長生図」の一つとして長生きの象徴とされてきました。瀑布を題材にした山水画は、そのありがたい水が豊富に流れ落ちる縁起の良い構図として山水画の代表的な構図となってきました。爽やかな水飛末が微風に乗っておとづれるような風趣あふれる作品に、日本の古き良き逸話が込められた名作です。古来魔よけの題材として崇められてきた猿京都御所の鬼門の方角にあたる場所には、「猿が辻」と呼ばれる鬼門封じがあり、御幣を持った猿が描かれています。四神相応の法則に従って築かれた平安京は、あらゆる場所に方災鎮護の工夫が張り廻らされており、猿田彦神社のように猿が魔よけを司っていたことがわかります。森田 翔輝 筆美大にて日本画を専攻。構図バランスに優れた独特の画風で幅広く人気をあつめる。市展県展をはじめ各展にて入選多数。 開運風水画の他の作品をみる