日本代购-作品番号 U5920 ブランド 九谷焼 作品名称 鳥風景文皿皿 裏印 綿野製 寸 法 D:21.5cm 状 態 カケ・ワレ・ヒビなどなく良好な状態 素 材 陶磁器 原産国名 日本 輸入国名 アメリカ 数 量 現品限り 解 説 九谷焼とは1655年頃から現在の石川県加賀市で生産された磁器で、領内の九谷村で陶石が発見され、有田の技術を導入し、磁器生産が始まります。明治期に加賀藩と大聖寺藩の援助を失い、石川県が殖産興業・輸出振興のため各国の万国博覧会への参加し、九谷焼を輸出しました。いわゆる「ジャパン・クタニ」の名で世界に広がり、明治20年頃には日本の輸出陶磁器の中で第一位を占めるようになりました。1975年に経済産業省より伝統工芸品に認定されました。1976年には石川県無形文化財に指定されています。綿野吉二(1859-1934)は加賀国能美郡に生まれ、父の跡を継ぎ、陶器商になりました。海外貿易を志し1876年に神戸支店を開き、1880年に横浜本町に移り、九谷焼の輸出を続けました。また、石川県寺井の本邸に錦窯を築いて、小松から石山文吉、佐々木梅松、山上佐吉などを招き、絵付をさせました。1889年には金沢から津田、村田、窪田、平松などを招き、名画工が集められ、九谷焼の逸品が作られました。産業振興で海を渡った陶磁器_九谷焼