モーツァルト 4枚組
disc 1
①ピアノ協奏曲第20番 ニ短調 K. 466
②ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K. 467
disc 2
③ピアノ協奏曲第22番 変ホ長調 K. 482
④ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K. 488
disc 3
⑤ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K. 491
⑥ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K. 503
disc 4
⑦ピアノ協奏曲第26番 ニ長調 K. 537『戴冠式』
⑧ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K. 595
バレンボイム(ピアノ&指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1986年〜1989年
モーツァルトのピアノ協奏曲で、必ず聴いておきたいのが、この最後の8曲です。これはその8曲をまとめたバレンボイムの弾き振りによる再録音盤(新盤)です。モーツァルト晩年(と言っても30歳代)の人気曲ばかり、常に高評価を得ている名演名盤です。2017年刊行の名曲名盤500での選定順位は次の通りです
20番→4位、21番→3位、22番→1位、23番→2位
24番→3位、25番→3位、26番→2位、27番→9位
バレンボイムは、現代ピアノの豊かな響きを生かして、温かくふくよかに演奏しており、調和のとれた美しさが秀逸です。バックのベルリン・フィルもたいへん充実しています。非常にコスパの高い4枚組です。
前作より10年あまり、ベルリン・フィルという望み得る最高のアンサンブルを得て、バレンボイムがピアノ協奏曲を弾き振りする姿は、神童モーツァルトが現代によみがえった感さえ抱かせるほど。スクウェアな、すっきりした造形を優先させたもので、緩徐楽章などはテンポ速め。ピアノの音は澄んでいて、固くもなく柔らかすぎずしっかりしている。オーケストラは厚く、特に低音が強いが、音は透明に綺麗であるがこれも必要以上に華美すぎることはない。融通無碍、まさに音空間に遊ぶ天衣無縫の音楽だ。調もめまぐるしく転調を重ねピアノは上へ下へ、右に左にあざやかに、音空間を縫って変幻自在にあでやかに飛翔し回る。オーケストラと戯れ遊ぶかのようである。
輸入盤、盤面傷なし 31
外箱無し、ライナー(プラケース外)少し傷みあり
*まとめ買い値引きします(要事前コメント)
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10点以上は全品150円引き