Pelikanのセカンドライン#140　14金DFニブ。
私の50本以上ある#140のコレクションからの放出です。
#140はペンの大きさも書き味もペリカンの中ではNo.1だと思っています。
小さいながらも1.4cc入るインクタンクは非常に実用的で、現在私はMとBBを自分で追い込み研ぎをしたモデルを愛用しています。
インク容量も1.4ccと必要にして十分なキャパシティ。

カーボンコピー紙対応の”Ｄ”（Durchschrift＝Copy）タイプのM。
２つ穴は非常に珍しいものです。
Dニブについてはボールペンが出てくる前に通常の柔らかいモデルでは当時使われていたカーボン複写紙に対応できないためこのようなDというニブができた経緯があります。
前期モデルと後期モデルがあり、前期は100N等と同じようなデザインで一つ穴ニブの地金が厚いもの。
後期モデルは地金も厚いがさらに２ホールのハート穴。
これでも今の硬いニブに比べると柔らかいです。
100や140を使ったことがある方ならDモデルの硬さを感じていただけると思います。

ペン先：14C/DM（585は金の純度、厳密にいうと58.333…ですが）
ペン先の硬さ：通常の140と比較して極硬
色（キャップ/胴軸）ブラック／グリーンストライプ
材質（キャップ/胴軸）セルロイド
寸法クローズ：約125mm、筆記状態：約144mm、首軸ネジ近傍：約11mm、CAP下端：約13mm
重量（ｇ）：約13 g
吸入方式：ピストンフィラー

万年筆本体のみ

細かい部分が気になる方は写真をUPいたしますのでご連絡ください。

※この万年筆はヴィンテージ商品で店主自らのネットワークにて海外のヴィンテージショップやコレクターより直輸入している商品です。探傷、機構チェック等検品は行っていますが、すべて発売より何十年も経過している商品です。その点を考慮の上ご購入ください。