ササン朝ペルシャ 円筒印章 『神と王 祝福文』を出品いたします。
印章は、粘土などに印影を付けるための彫り物です。その文様により、所有権を表したりするために使用されました。特にササン朝ペルシャでは、身分を表すために印章を持ち歩いていたと言われています。
・中央には笏を持った王
・馬は武力の象徴
・神々を象徴する月星
・鳥葬を行うゾロアスター教を象徴する鳥
王が神々から祝福を受けているシーン「祝福図」であり、海外の考古学研究機関から直接入手しており、「王が権威を正当化するために使用した」とのことです。
◆詳細◆
産地及び時代:ササン朝ペルシャ 紀元3世紀頃
大きさ:長さ45mm
重量:45グラム
材質:ストーン(おそらくアゲート(瑪瑙))
※粘土(写真10枚目)は付属しません。
◆状態◆
土に埋もれていたものなので、変色やイタミ等はありますが、何よりほぼ完形品で出土しています。
◆特徴◆
細かな造形・デザインが見事な逸品です。ここまで彫り込まれた円筒印章は、なかなかお目にかかれません。さすがは高度な印章文化が発展したササン朝ペルシャの逸品です。
ここまで複雑かつ繊細な絵柄となると、周囲への存在感が強く、『格上の印章』と言えるでしょう。当ショップだから仕入れできたお品です。ご購入をお急ぎください。
※商品説明文は、出品者が独自に英語の古書などを調査するとともに、海外の考古学者に聞き取りを行い、個人的な見解や評価を記載したものです。写真の構成についても、上記の見解等を基に、最もお品の性質を引き出すように作成しております。よって、著作権は出品者に属しますので、出品者の許可なく無断の転用等(参考にする等も含む)を禁じます。