J.S.バッハ:マタイ受難曲BWV244〈CD-ROM付き〉
輸入盤
デジパック仕様
HML 5901676.78

指揮:フィリップ・ヘレヴェッヘ
Philippe Herrewghe
スコラ・カントルム「カンターテ・ドミノ」
コレギウム・ヴォカーレ
録音：1998年8月25-29日

【私見】
ヘレヴェッヘ先生の新盤は、とにかく美しく優美な演奏です。その意味では究極的な精神世界を築いたリヒター先生の58年盤とは対極をなす演奏です。
でも、惹き込まれます・・・。
残念ながら日本語ではありませんが、充実したブックレットとCD-ROMもあり、曲の構成などがとてもわかりやすくなっています。

【メーカー様解説】
多くの音楽ファンの期待を担って登場したこのアルバムは、1900年代最後の「マタイ」、そしてバッハ没後150年を迎えるにふさわしい、現在考え得る最高のキャストを揃えた録音となりました。いかにもイエスらしい威厳を湛えたゼーリヒを始め、独特の澄み切った声で最も重要なアリア・パートとも言えるアルトを歌うショルなどのほか、これまでになく情感豊かな福音史家を聴かせるボストリッジなど、どこを取っても文句無しの布陣と言えます。
ヘレヴェッヘらしく声楽陣を隅々まで、テキストに深い共感を持って歌わせており、冒頭の合唱「来たれ娘らよ、我と共に嘆け」の約7分という快速テンポ(ちなみにカール・リヒターの79年盤は11分半)に代表されるように、余計な重さを排除しながら、受難の物語を真率に進めています。
また、付属されたCD-ROM(残念ながらWindowsのみの対応)には全曲をテキストに沿って追えるほか、全曲のレクチャー、バッハの生涯、受難曲の歴史などが多くのサンプル音源と共に収められており、全てを見るにはかなり苦労しそうなほど、多彩な内容が楽しめます(言語は仏英独のみ)。

●非喫煙者、ペットなし
●出品前に、CDクリンで簡易洗浄しております。
●あくまで素人の自宅保管品ですので、僅かなキズ・汚れ等でも気にされる方は、トラブル防止のため購入をご遠慮願います。

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