名古屋時計製造合資会社の中型鋲打柱時計です。
金帯には龍の図案が施されています。
明治26年-明治36年製と考えます。
サイズは約54x36x12cm程度です。
バッドポイント:
・幾つかの鋲は逸失しており作成しました。どこがフェイクか拡大してご覧ください。(答え2箇所です。)
・文字盤ガラスも欠損していましたので、クリアガラスで製作しています。
・ブリキの上に紙を貼った文字盤仕様ですが、紙の経年劣化が見られます。骨董界隈では趣きとも言います。
グッドポイント:
・時計本来の実用可能な一台に仕上げています。ボンボンも鳴ります。
・どこか懐かしい渦りんのボワーンの音色には癒されます。
・ムーブメントの調子が良く、今後も長くご使用頂けると思います。
・筐体はベニヤ合板ではなく、無垢材を使っていますので、共鳴音がやはり違います。
振り子の振り幅も広くとても元気です。
本格的な八角ボンボン柱時計ですが、初心者の方でも扱い易い、使うオーナーを選ばない素直な時計です。
この一台が実は当方の時計修理のきっかけで始まりでした。出品にあたり再度手を入れて見ました。安心してお求めくださいませ。
初心者の方にはかんたんな取説と動くまでメッセージでサポートしますので、落札後メッセージご連絡くださいませ。